私は、38年役者をしています。舞台、テレビドラマ、映画、ラジオ、他にも色々なお仕事をさせていただいております。私がルリビオの名前を知ったのは、昨年11月大阪松竹座「笑う門には福来る」の舞台公演の東京稽古の時でした。
休憩中に座長の藤山直美さんの周りに、沢山の出演者が集まっていました。そして、「あんた絶対このシャンプー使いて!残った泡でそのまま顔も洗えるし、体も洗ってもええねんで~」と言う直美さんの声が聞こえ、その前には頭髪の薄い役者さんが立っていました。エステシャンプーを薦めてはったんです。実はあとで聞くと出演者の中に、既に10人程の愛好家がいたんです。確かに、時代劇の場合カツラの下に羽二重を二枚付けますので、頭はかなり蒸れますし、汗もかきます。
舞台の場合は、カツラの取り外しは比較的容易に自分で出来ますが、映画やテレビドラマの時代劇の場合は、専門家の床山さんに着けてもらい、その日の撮影が終わって床山さんに外してもらうまで、ずーっと着けたままなんです。それが夏のオープンセットやロケの場合はさらに大変です。終わった時には頭は汗だらけでペッタンコ、しかもカツラを外す時にベンジンを使いますから、頭皮はかなりの刺激を受けます。
わたしも、額の生え際の後退や抜け毛に悩んでいましたので、エステシャンプーに興味を持ちましたが、値段を聞いてびっくり!正直「高いー!」と思いました。ある日稽古が終わって、東京サロンにエステシャンプーを買いに行くという友人の役者に同行しましたが、私は購入せずにサンプルだけをいただいて帰りました。そしてホテルに着いてから、エステシャンプーを三日間使いましたが、驚きました!抜け毛が減り、髪にコシが出来てきました!!
大阪に戻り松竹座の本番が始まってからエステシャンプーを注文して常用するようになりましたら、それまで二週間に一度白髪染めをしていたのが三週間から一月に一度でよくなりました。それからは、エステシャンプーを知らない役者さんや、行きつけの居酒屋の大将にお薦めしますと、その方々からも「めっちゃええわー!」と喜んでいただいています。私自身も、長期の宿泊の時はボトルごと、短期の時は小さな容器に入れて持っていっています。
そして、直美さんが次に薦めてくださったのが、ゾンビパックでした。なんちゅう俗称かと思いましたが、それが正式な名称と聞いて、二度びっくり!さすがにパックは要らんな、と最初はお断りしました。
しかし、ある男の役者さんが昼公演と夜公演の間の休憩時間にゾンビパックをしたところ、直美さんに「あんた休憩中にゾンビパックしたやろ?」と指摘されたんです。それを聞いて、私もサンプルで試してみました。すると、睡眠不足と前日のお酒のお付きあいでむくんだ顔が、モチモチでシャキッとしたんです。
いまやゾンビパックの愛用者は女優さんだけではなく、男性にも広がっています!エステシャンプーとゾンビパックは手離せません!!
2017年秋号より ※個人の感想です。体験には個人差があります。