秋のスキンケア
気持ちの良い季節に油断して手抜きをしてしまうと、夏のダメージをリセットできないまま 厳しい冬を迎えることになり”肌の老化を加速”させてしまいます。 ９月から１１月は正しいスキンケアが要求される気の抜けない季節なのです。
強い紫外線を受けた肌はメラニンの量の増加により肌の色が黒くなります。また元々あったシミやソバカスは濃くなり、新たに増え続けたりもします。 そもそもメラニンは肌の一番奥（基底層）で作られるため、皆さんもご経験があるように紫外線を受けてからすぐに黒くなるのではなく、ジワリジワリと濃くなってくるのです。
ターンオーバーは正常な状態でも２８日ですから、紫外線が弱くなった秋でも肌色は暗い色のままなのです。しかも春から夏にかけて繰り返し強い刺激を受けた部位ではダメージが起こり、色素沈着やメラニンの過剰算出から新たなシミやソバカスが出来てしまったり、肌の機能低下からターンオーバーが遅れ古い細胞が長く居座ることで肌トーンは暗くなり、くすみが目立つようにもなります。
秋は気温や湿度が下がり、過ごしやすくはなりますが、その分、汗や皮脂の分泌が少なくなってきます。 また気温が低くなった分、体温との差が広がり肌の水分は蒸発しやすくなります。 そのため洗顔後の肌がつっぱるようになるのです。
…とここまでは体感から理解できることですが、実は隠れた原因が潜んでいる場合があります。
それは”角質層の乱れ” 夏（三ヶ月くらい）は、高温多湿の気候から湿度があり、汗や皮脂も出やすく角質層にとっては”ふやけた”…いわゆる、ぬるま湯的な時期を過ごしているのです。
そのため少しくらい角質層が傷み、保湿機能やバリア機能が低下していても自覚しにくい時期なのです。そんな肌に涼やかな風が吹き、その気持よさから平気で肌を風にさらすことで潤いが奪われ、肌が乾燥するようになってくるのです。
季節の変化は身体にも影響を与えます。外部環境の変化に身体そのものも対応しようとするため一種の緊張状態になり、外界からの刺激に反応しやすくなっていきます。 しかも、外界から肌を守る角質層は夏の紫外線や汗などにより弱体化していることが多くトラブルになりやすい状態なのです。 また陰陽五行説での「秋」は、乾燥を嫌い乾燥に弱い”肺”の季節で、肌が弱くなると密接につながっている皮フにも影響が現れることから、春同様、アレルギーに悩まれやすく、特に化学物質の多い現代はその傾向が強くなっているのです。 いつもと変わらないケアをしているのに突然、かゆみやカブレなどの肌トラブルに悩まされることにもなるのです。
”皮脂分泌が過剰で毛穴に汚れが溜まりやすい夏ではないのに‥毛穴が目立つ”
こんな経験はありませんか？？
■毛穴が目立つ主な理由は…
A: 皮脂の酸化による炎症
特に夏は皮脂の分泌が活発なことに加え、紫外線や体温により皮脂の酸化時間が早まり、 毛穴を囲む皮フをすり鉢状に変形させてしまいます。
B: メラニン色素の増加
酸化した皮脂により毛穴周辺に炎症がおきることでメラニン色素が増加し、より毛穴を黒く目立たせてしまうことになります。
C: 角化異常による乱反射
強い紫外線を受けるとターンオーバーが狂い、不全角化あるいは角質肥厚によりキメが荒くなり、光を乱反射してしまうことで毛穴に影ができやすくなります。
D: ハリや弾力の低下
紫外線（特にUV-A)は、肌のハリを支える弾力線維を破壊してしまうこで肌はたるみ、毛穴が縦長に目立つようになります。
E: 乾燥による皮フの収縮
夏というぬるま湯に浸かって荒れていたことに気付き難かった角質層は、保湿力が著しく低下しているため乾燥しやすく、皮フが縮むことで毛穴を目立たせてしまいます。
夏の強い紫外線は、肌のハリや弾力を支えるコラーゲンやエスラチンなど真皮層にある弾力線維を破壊します。
この光老化の影響で秋になると小じわやたるみが気になり始めるのです。 しかも日ごとに角質層の保湿力は低下。 角質層自体、乾燥すると薄く硬くなるため弾力が失われ、表情の変化や外部の刺激に弱くなり”クセ”がつきやすくなったり、重力に負けてたるみが現れてきます。 陰陽五行説での「肺」は、お顔のほうれいせんとも深く関わっていますので、こちらも目立ちやすい時期なのです。
季節の変わり目のお肌は、外からの刺激に敏感になっている時期です。 汗や皮脂汚れ、空気中のチリやほこり、雑菌や排気ガス、 アレルギー物質、メイク汚れをキチンと取り除き、清潔に保つことが大切です。 しかも機能が低下している角質層に負担をかけない様に、お肌にやさしい【ルリビオの洗顔法】を実践しましょう！
洗顔後の肌は皮脂が除去され細胞間脂質やNMF成分が一部流出している状態です。 このような状態にNMF成分や濃厚なエキスの精鋭部隊【美容液】を馴染ませるように真っ先に投入することで、効率よく浸透させることが出来ます。夏の紫外線を受け、メラニンを産出しているお肌へは次の美容液がオススメです！
夏のダメージがシミやくすみ、しわたるみに変身しないよう「洗う→塗布」というケアだけでなく、キチンとひと手間をかけてあげましょう。パックで表皮を一時的に閉塞すると肌は保水され柔軟になりエキスたちの浸透が高まります。同時に深部の血行も良くなりターンオーバーが促進されるため、美肌へと導いてくれるのです。
表皮が乾燥してくると皮フは柔らかさを失い、ひたい・眉間・目尻・鼻の付け根・ほうれい線といった部位に表情じわが目立つようになります。
お肌からの“シグナル”をチェック！
２つ以上ある方は乾燥に注意!!
□ 洗顔後、肌につっぱり感がでてきた
□ 肌が少しこわばって（硬くなって）きた
□ キメが少し粗くなってきた
□ 毛穴が少し目立つようになってきた
□スキンケア後、ムズムズする時がある
□ スキンケア後、カサつく個所がある
□ スキンケア後、肌がくすんでみえる
□ ニキビや吹出物がある
毛穴が気になる要因は、色々な原因があります。 そのA-Eについては、それぞれ次のような対策があります。
秋になると確かに紫外線量は減少していきますが、まだまだ油断はできないのです。 真夏の紫外線は本能的に数秒でも浴びることを避けてきましたが 気温が下がり気持良くなると、その恐怖心がなくなり、太陽の下に へいきでいられるようになります。 ここが美容上の落とし穴になっているのです。
熱を感じさせる光線は赤外線であって、紫外線ではありません。 秋になって気温が下がり熱量が下がったことで、どうしても紫外線量が極端に下がったように 錯覚もしますが、体感するほどではないのです。 秋の紫外線は日焼けの原因となるUV-Bは減少していますが、真皮層まで影響を与えるUV-Aはそれほど減少していないのです。しかも秋になると太陽の位置は低くなってきます。すると真上からではなくなるので頬や鼻筋といった横顔やシミやしわなどが現れてくることになるのです。
気温が下がり実りの秋を迎え一年の内で最も食欲が旺盛になる、まさに”食欲の秋”です。 楽しく！美味しく！バランス良く！秋の恵みを頂きましょう♪ ただ秋は夏のダメージを回復させる季節ですから、 摂取した栄養素は、まずカラダの回復に当てられ、肌へは後回しとなってしまいます。 しかし肌は待っていられません… そこで秋の味覚を楽しみながら肌の悩みに合わせて美容上必要な成分を サプリメントから摂ることは、とても賢明な方法と云えます。 目的に合わせたサプリメントで”より早く、より効率よく”秋のスキンケアをサポートしていきましょう！
肌のターンオーバーや傷ついた細胞の修復を行う”成長ホルモン”の分泌を促すには、深く十分な睡眠が必要ですから、しっかりと規則正しく睡眠をとるようにしましょう。
手軽な方法としてティッシュなどにお好みのエッセンシャルオイルを１〜２滴たらして枕元に置く方法があります。 …香りが強すぎると、刺激となって逆効果になりますので、エッセンシャルオイルは少なめが適当です。 使用するエッセンシャルオイルは、鎮静、緩和作用などリラックス効果があると云われるエッセンシャルオイルの中から好みの香りを選ぶのが最適です。 神経が昂って眠れないような時は、ラベンダーやネロリやカミルレ、気分が落ち込んだりなんとなく不安で眠れないような時にはグレープフルーツやベルガモットなどの柑橘類を、また、風邪で寝付けない場合はユーカリがオススメです。
