2014.08.19

今日の富士山



晴れ 最低気温17℃最高気温27℃

あっ!、間違えちゃいました

こ、こっちが、本当の今日の富士山です



と、朝からお寒い話で恐縮ですm(__)m。
毎日暑い日が続きますのでこれで少しは涼しくなっていただけたのではないでしょうか。
エヘヘっ笑。

気を取り直して、改めまして、

おはようございます。
今朝の富士山麓は晴れ渡り、雲一つなくスッキリとして富士山もはっきり見えています。

昨日もほんとにどちらも暑かったですよね。こちら富士山麓もとても厳しい暑さでしたよ。
ここ最近は特に大気の状態が不安定で異常な気象となっていて大変です。

夏は陽射しも非常に強くわたし達にとっては、、熱中症などの体調への影響や紫外線というお肌の大敵もいますから、気を付けなくっちゃいけません。
しかし、自然の活動も活発になるこの季節、わたし達人間も適度に光を浴び、外の空気を吸うことも体にもお肌にもいいそうです。
近くの公園で散歩やちょっと遠出してハイキングや夏休みをとってご旅行とかもいいですね。
皆様、この夏はもうどちらかにお出掛けになりました?

ここ富士山麓にも夏休みの間中、沢山の人が訪れてくださっています。
世界遺産になり一年、富士山に益々一杯、人が集まっていますよ。
富士山はやっぱり日本人の心の山ですね。

上の画像は名古屋市の本社近くの公園のものなんですが、裏側には石が埋められていて手を掛け、足場にしながら登って滑り台のように滑ったり出来るようです。


富士山の形をした遊具のようですね。
同じようなものが皆様のお近くにもございませんか?

こういったものに限らず、富士山の形を象ったものは全国的に沢山あると思います。
それだけ私たち日本人の心の中にしっかりと入りこんでいて愛さているんですね。
そして何か日本の象徴となるものなのでしょうね。

富士山周辺で販売されている富士山の形をしたお菓子などのお土産品はもちろんのこと、日用品、雑貨など身の回りの小さなものから画像のような建造物までいろいろありますよね。


シフォン富士さんのHPより

富士山を象ったシフォンケーキ
工場の近くにある富士吉田市のおいしいシフォンケーキのお店『シフォン富士』さんの富士山の形をしたシフォンケーキ『ふじフォン』です。
完成まで試行錯誤を繰り返し添加物を一切加えず、玉子、牛乳などの素材も安心して食べられるよう地元産を厳選しオリジナルの型で作ったシフォンケーキです。
とってもふわふわとして美味しいですよ。         
いつまでも愛される"安心・安全なシフォンケーキを作り続けることにこだわっているお店です。
地方配送もされてます。


富士山に見立てた夫婦茶椀


富士山形の氷が作れる製氷器


                 富士山タジン鍋
                こんな物もあるんですね。笑 


富士山型キャンドルスタンド


                    


いろんなものがありますね。

ルリビオでも以前、富士山をデザインしたアロマライトを制作しました。
頂上部のポットに水とエッセンシャルオイルを数滴入れ、下からライトの熱で香りを蒸散させます。


明かりを落とした室内でスイッチを入れると、なんということでしょう、素敵な香りと共に富士山も光輝きだします。
本体に開いた穴は山小屋を表現していて光りがこぼれ以前ご紹介した夜空に浮かぶ山小屋の灯りのようではありませんか。


こういった物だけでなく、絵画、芸術などにも富士山は沢山表現されて来ました。
その他にも地名などにも表れていますよね。
富士山周辺から東京、神奈川、埼玉などの関東やもっと離れた土地でも実際に富士山が見える場所で「富士」の名が使われている所もあります。
「富士見台」や「富士見坂」などの地名がありますよね。
富士山が最も遠くで望める地は、和歌山県の色川富士見峠と云われていますね。
また、昔は見えていたそうだけど、現代になり、ビルやマンションなど建物が立ち並び見えなくなってしまったという所も多いようですね。

関東地方など富士山が見える所にお住まいの皆様も沢山いらっしゃるでしょうか?
皆様のご存知の所にも使われている地名があるんじゃないでしょうか?
そして、皆様、きっとそれぞれの素敵な富士山のビューポイントをお持ちのことでしょうね。
機会があれば是非教えてくださいませ。

また、実際には見えないけれど、縁やゆかりがあったり、まったく無い場合もありますが、憧れやイメージで付けられている場所もあります。
東北や遠く九州でもあるそうですね。
全国の皆様のお住まいの地域にもございませんでしょうか?


ルリビオの本社がある愛知県名古屋市中区にも「富士見町」という地名の所があります。
ここも本社のある場所の隣町ですごく近くなんですよ。


愛知県からも幾つか富士山が見える地域がありますが、ここからも見えたと云われてきました。

ここ『富士見町』は、実は、皆さんよくご存知の江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎が有名な 『冨嶽三十六景』の一つ 『尾州不二見原(びしゅうふじみがはら)』を描いたとされている地域です。
この作品はご存知だと思いますが別名『桶屋富士』でも知られる、職人が作っている大きな桶の中に、富士山が僅かに顔を出しているもので 遠く離れた地から見える、実際にはとても大きい富士山と手前に大きく描いた桶の対比と、円形の桶と三角の富士山の北斎が好んで使ったと云われる幾何学的構図がとても印象的な浮世絵ですね。
記念切手にもなりましたよね。



「富士見町って富士山が見えるから付いたのかなぁ?」って思いながら近くを通っていましたが、北斎の浮世絵に登場するような有名な場所なんだとは思いもよりませんでしたし、何か縁のようなものを感じてしまいます。

ところが、実は、この地点から見える山は富士山ではないんだそうです。
北斎没後の江戸時代から富士山ではないという文献も現れていたそうです。

昨年、公共放送の『新日曜美術館』で葛飾北斎の富士山の風景は一体、どの地点から見て描いたのかを最新のコンピューター技術を使い探るという内容のものがありました。
ご覧になられた方もいらっしゃると思いますが、近年、様々な芸術作品誕生の秘密を最新のコンピューターのCGシミュレーションの技術を駆使して研究が進んでいて、番組では『冨嶽三十六景』でも、江戸時代の景観をコンピューター上で再現したり、ソフトウェア解析して、北斎がどこから見たものをどう感じ浮世絵にしていたかを明らかにするという内容でした。
そしてこの作品が分析され、衛星写真やコンピューターを使い地球の丸さを補正してみると、実際にこの場所からは富士山は前面の山に隠れて確かに見えないという事実を明らかにしていました。

では北斎が富士山とした山は何だったのでしょうか?ってなりますよね?

昭和になってから多くの研究者が「これは聖岳ではないか」と唱えてきました。
番組のプロジェクトチームはさらに検証を続け、コンピューターによって解析してみると、この孤立峰は本当に南アルプスの「聖岳」(標高3.3013mの前聖岳)であると特定されたのです。

科学と技術の進歩は驚くものがありますね。

『冨嶽三十六景』にはその他にも有名な『神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら) 』や富士山周辺にある三つ峠からの風景であろうといわれている赤富士を描いた『凱風快晴(がいふうかいせい)』などをはじめとした独特の表現方法と庶民の暮らしを映し出し、素晴らしい富士山を表現した風景画がありますよね。
どれも発表された時から大変な人気を集めました。
それは当時から人々にとって神の山であり、信仰の対象でもあったためと日本人の心情と心の風景を描き出していたからではないでしょうか。
中には当時から知っている人がいて 『尾州不二見原』を見て「あれ富士山じゃないもんねー」と思っていたかもしれませんが、遠く離れた尾張の地から篤い信仰心と憧憬からあの山は富士山だと多くの人に信じられていたのかもしれません。
北斎はそんな人々の心情に訴える形で表現したのかもしれませんね。

それだけ富士山は昔も今も変わらず私たち日本人の心の中に根付いています。

いろいろなもので富士山を表現しようとしてきた我々日本人。
そして、たくさんの曰くや謎に満ちた富士山。
それだけ富士山は、ロマンに溢れた、まだ科学では解明できない人知を超えた自然の不思議な力すら持っているような山だからなのでしょう。
わたし達の心を惹きつけ、魅了してやまない霊峰、富士山。
その名前の由来にもかぐや姫の物語や徐福伝説をはじめ、「不死(不老長寿)」「不二(二つとない)」などを表すとも云われたり様々な説がありますが、万葉集で『不尽山』と書かれるようにその逸話も魅力も、まさに、尽きることのない山なのです。

そして、富士山の恩恵を直接分けていただきながら、これもまた豊かな自然が広がる山麓に生きる私達は本当に感謝して何か一つ、少しでも恩返ししたいと思うのです。








長い間、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日も輝く貴女の美肌のために!
紫外線・熱中症・お肌の乾燥にご用心

豪雨災害の過酷な状況が次々と表れてきましたが、特に、福知山や丹波の地域ではお家も浸水し、街中、泥水にまみれていました。その他の地域も合わせて、あまりにもひどく、どこも復旧のめどもたたないようですね。
被害に遇われた皆様にはあらためて、お見舞い申し上げたいと思います。
本当に大変だと思いますがどうか頑張っていただきたい、と思います。



投稿

名前
 
メールアドレス
 
URL
 
タイトル
コメント
パスワード
Cookieに保存

PHOTO

RSS2.0

login

a-blog cms