2017.03.01
ルリビオが研究しているエキスの植物紹介 22
カテゴリー: エキスの植物
晴れのち雪 最低気温-4℃最高気温8℃
青空に薄い雲、富士山の白さが一段と輝いてみえる富士北麓の朝でした。
今日から3月ですね。
季節の変わり目、新しい生活への切り替わり時期という方もいらっしゃるでしょうね。
季節は日一日着々と変化していきます。
心も体も変わってゆく準備をしたいですね。
お肌のケアも変ってゆきます。
陽射しも少しずつ強くなっていきます。まだまだ寒い日は続きますが、油断は禁物、今から紫外線対策もしっかりとお願いします。
グレードアップした「サンジェル」はグリシルヒザインフラタ根エキス(甘草)の増量とともにキハダ樹皮エキス、コプチスチネンシス根茎エキス、ルイボスエキス、ワレモコウエキスの4種の植物エキスによる紫外線防御力を新たに強化しました。
そんな中から今日はキハダ樹皮エキスの『キハダ』をご紹介します。
キハダ
科 名 ミカン科
英 名 Amur Cork-Tree
学 名 Phellodendron amurense
和 名 キハダ
生薬名 黄柏(オウバク)
花 期 5月末~7月初旬
キハダ(黄檗)はアジア東北部の山地に自生する落葉高木で日本全土でも見られます。
皮部が黄色いことから「キハダ」という和名になったといわれています。
樹高は10m~15m程で5月末~7月初旬にかけて小さい黄色い花を咲かせます。
樹皮はコルク質で外樹皮は灰色をしていて内樹皮は鮮黄色です。
この樹皮からコルク質を取り除いて乾燥させたものを生薬で黄柏(オウバク)として古くから中国や日本で薬用されてきました。
生薬としては苦味健胃、整腸、消炎、収斂薬として重宝されてきました。
「陀羅尼助(だらにすけ)」、「お百草(オヒャクソウ)」は有名ですよね。
草木染の材料として使われる黄檗はとても綺麗な黄色に染まります。
キハダは最も古い黄色の染料の一つで古代中国から伝わり日本でも「紫」と同じように高貴な色として「黄色」は黄檗の黄色を使われていました。
またその高い防虫効果により経文や「正倉院紙」の黄紙や黄染紙はすべて黄檗で染められていたそうです。
キハダ樹皮エキス(オウバクエキス)は紫外線防御の他、 抗菌(アクネ菌)、抗菌(黄色ブドウ球菌)、抗菌(フケ菌)、抗酸化(過酸化脂質生成抑制)、消炎、収れんの作用も期待されている成分です。
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今日も輝く貴女の美肌のために!
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