2016.07.28


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今日もルリビオが日々研究しているエキスの植物紹介の番外編、『水』のお話の続きをさせていただきたいと思います。
第3回目です。


忍野村は標高約1,000mにあります。

3,776mの富士山からのキレイで成分豊富な水が豊かに湧き出る村ですが、富士山から向かい側に目を向けると富士忍野工場のちょうど後ろに位置するところに杓子山がそびえています。

この山は急坂もあるトレッキングには中級者向けの山ですが頂上からは富士山が真向かいに迫り、忍野村を眼下に臨めます。



今年も杓子山の上空に素敵な風が流れてゆきます。



この山の富士吉田市側にちいさな不動尊があります。


その昔、弘法大師がここを訪れた時、硯をする水が無いので神仏に窺(うかが)いをたて筆でついたところ岩清水が湧出したことからこの不動尊を『硯水不動尊(けんすいふどうそん)』と呼ぶようになったと言い伝えられているそうです。

また戦国武将の源頼朝が富士に来た際、岩清水で筆をひたし妻政子へたよりを書いて送ったというロマンスも伝えられているそうです。



ここでは杓子山の湧水が昔から万病に効くと伝えられ、『不動尊の霊水』と呼ばれてきました。

100年ほど前に地域の人たちにより湯治施設『不動湯』が開湯され、この地方で一番古い湯治場として受け継がれてきたそうです。

この地方では昔から織物が盛んで、今でも山梨の「甲斐絹」といば高級絹織物として扱われています。
富士山周辺でも織物業を営んで来た方は多く、戦後の一時期、この地方で染色業に携わった人々が染色助剤により悪性の皮膚病にかかった事がありましたが、医者も匙を投げ、最後には「不動湯へ行きなさい」と云われ、多くの人が不動湯で完治しそれから奇跡の湯として多くの人に知られるようになったといわれているそうです。

またこの水は、やけど、リウマチ、かぶれ、イボ、たこ、手術後の療養などによいといわれてきて最近ではアスリートや肌トラブルに悩む多くの方も訪れているそうです。


この山は、標高1,597mあり、下図のように不透水層部より上の透水層部、堆積物部を雨水などが通り、地下水となって富士吉田市、忍野村などへ伏流水として湧出しているのです。



そして、近年の調査では忍野村の水源は、富士山からの伏流水と、この杓子山からの伏流水が混ざり合っているものであることが明らかになっています。



富士山の天然のろ過器といえる溶岩流や多孔質で火山放出物のスコリア堆積物で長い時間をかけろ過され、研ぎ澄まされた人の体になじみのよい弱アルカリ性の軟水。

そして霊水とも呼ばれてきた杓子山の肌に良いと言われるミネラル豊富なバナジウムを豊富に含む水。

この二つの伏流水が混ざり合った地下天然水によって忍野村にある『ルリビオ富士忍野工場』で作られる『美肌水 アクアクラレス®』はより肌への浸透がよくその成分も肌への影響を与えているのです。

明日 最終回へつづく


ルリビオ公式facebookページにも記事がございます。是非そちらもご覧ください。

今日も輝く貴女の美肌のために!



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